日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。
2015年12月
年末年始の休暇のお知らせ 2015.12.25
年の瀬のあわただしい時期になりました。今年はいつにも増して暖冬で朝晩は比較的過ごしやすいですが、地球温暖化が今後の気候にどう影響するか懸念されます。
弊所は年末は12月29日(火)午前まで営業しており、新年は1月5日(火)が仕事初めとなります。
写真は一昨日買ったクリスマスケーキです。今年4月の事務所移転前のビルにあるケーキ店で、今年も引き続き買いましたが、モンブラン風のクリスマスケーキになっています。それでは、今年一年お世話になりありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
資産税研修会に参加 2015.12.11
季節はずれの暖かい風雨の中、今日午後は京都で「資産税研修会」に参加しました。講師は資産税研修で非常に人気のある笹岡宏保先生でした。私は笹岡先生の研修を受けるのは今年二度目ですが、ざっと10年前から毎年1回は笹岡先生の研修を受けているような気がします。
先生の講義は時間が経つのが早い。もちろん資産税に関する実務経験が豊富なこともありますが、話そうとすることがわれわれ税理士業の盲点をいかに補うかの視点に立っており、また自身の税法やそれを策定する政治家に対する意見(辛口)も述べられるので、聞いた内容がすんなり頭に入っていきます。
今日の研修内容は、① 小規模宅地等の課税特例(間違いやすい事例の確認)② 広大地の判定(『その地域』の認定)③ 不整形地の評価(想定整形地の作定方法)でしたが、特に② 広大地の判定では、税法の研修と言うよりかむしろ不動産鑑定士さんの研修かと思うような内容でした。やはり、最後まで広大地評価の可否で迷ったときは、不動産鑑定士さんの意見をお聞きした方が無難、要するに「餅は餅屋」ということでしょうか。