税理士ブログ Blog

日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。

2018年12月

税理士にとってIFRSとは 2018.12.10

2010年3月期から適用が始まった国際会計基準(IFRS)、日経新聞の記事によると、会計ルールを日本基準からIFRSに変更する企業が今年時点で200社を超えたそうです。これは昨年より2割増え、それら企業のグループ会社もIFRSを採用するとなると、税理士にとってもある程度の知識は押さえていく必要があるかもしれません。

以前、関与先さまの依頼で月次訪問時に数回にわたって、IFRSの概要を解説したことがありました。といっても、わたしもIFRSに接する機会はまだまだ限られているので、図解入りの入門書を使っての解説でしたが・・その印象はいまやっている税理士業務とは対極の会計ルールだなぁと改めて感じました。たとえば、IFRS採用でいちばん重要になるであろう「減価償却計算」に関しては、日本の税法では資産ごとにはっきり耐用年数が決まっていますが、IFRSでは「資産が企業によって利用可能と予想される期間をいう」とあります。つまり、耐用年数の決定は企業の観点から行うので、実態をみて判断する労力が出てきます。いずれにしても、まずは従来どおり日本基準で決算書を作成し、IFRSに基づいて必要な部分(減価償却計算、有給休暇引当金など)を変更していく・・というのがいちばん現実的な対応と思われます。

岩下 忠吾 先生 2018.12.06

昨日、近畿税理士会草津支部が主催する研修がホテルボストンプラザ草津びわ湖でありました。わたしは昨年から支部研修を担当しているので、研修ごとに他の会員の方とテーマや講師の決定など、打ち合わせをしながら進めていきます。決定した講師の先生についてはまず先生の事務所に電話して依頼し、それからもレジュメの編集や当日の段取りなど、講師先生と直接やりとりをしますが、著名な先生方と講演や書籍以外で接する機会ができ、今年に入って笹岡 宏保先生、金井 恵美子先生、坪多 晶子先生と、なかなか貴重な経験ができたと思っています。IMG_0823

そして、昨日は東京税理士会より資産税や消費税などの多くの著書を出版されている岩下 忠吾先生をお迎えしました。テーマは『相続税の重要事項‐小規模宅地等の特例を中心に‐』。このテーマは支部会員からのリクエストによるものでしたが、快く応じてくれました。岩下先生は東京ことばでざっくばらんに、特にレジュメ以外で税制全般の話題も本音で話しされ、非常に興味深くお聞きすることができました。写真は研修受付に併設した書籍販売コーナーの風景です。