税理士ブログ Blog

日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。

2016年4月

平成28年熊本地震 災害のお見舞い 2016.04.18

このたび4月14日より発生しております熊本地震により、お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆さまに対しまして、心よりお見舞い申し上げます。また、被災地の一日も早い復興をお祈り申し上げます。

建物附属設備や構築物の償却方法で定率法の廃止 2016.04.12

平成28年度税制改正により、平成28年4月1日以降に取得する建物附属設備(電気設備、給排水設備、冷暖房設備、昇降機設備(エレベーター)など)や構築物(舗装道路・路面、防壁、工場緑化施設など)から、減価償却費を計算する償却方法について、従来は定率法か定額法のいずれか採用できましたが、定率法が廃止され建物の償却方法と同様に定額法のみ適用になりました。

例えば、ある法人が敷地内道路・路面を1000万円でアスファルト敷(耐用年数10年)にした場合、従来の定率法であれば償却率0.200ですので、初年度は1000万円×0.200=200万円(通期ベース)となります。これが、今月4月以降に事業の用に供した場合、定額法の償却率0.100ですので、初年度は1000万円×0.100=100万円(通期ベース)で税効果が半減(200万円-100万円)することになります。

もちろん、減価償却計算ですので耐用年数の期間で考えると、定率法も定額法も費用化される減価償却費は(取得価額-1円)と変わりません。ただ、この事業年度は節税対策もかねて建物附属設備や構築物の資産を取得し、翌事業年度は役員報酬の増額で対応することもありますので、定率法廃止の影響は少なからずあると考えられます。

安土城址へ行く 2016.04.01

私は歴史が好きで、歴史解説の書籍を読んだり、テレビ番組(特にBS)を見たりします。歴史の魅力は「実際に起こったことゆえに説得力がある」でしょうか。その中で、最近テレビ番組で愉しみにしているのが、歴史学者の本郷和人先生の解説です。この先生、もったいぶらず、信頼できる史実にもとづいて、正確かつ単刀直入にお話しされるので本当におもしろい。このあいだは、先生が「織田信長は当時の知的水準を超えたリーダーだった。」とおっしゃってましたが、私もまったくそのとおりと思ったものです。

そういえば、信長が最後に居城とした安土城には、同じ滋賀県下にありながら一度も行ったことがなかったので、先週末は天気もよかったので行ってみることにしました。安土城は山城で天守を含む建物は消失してしまい、石垣や石段のみですが、石段の一段一段が大きいのでのぼり甲斐があります。

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入山から約20分で頂上にある天守閣があった場所に着きます。今は礎石のみになってますが、だいたいの見取り図が想像できます。写真の部分は地下一階部分で、その上の天守部分は一説には6重7階の構造になっていたそうです。

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頂上からまわりを見渡すと干拓農地が広がっていますが、当時はかなりの部分が内湖だったそうで、天守の上からの眺めはもっとすばらしかったことでしょう。

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