日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。
『デイヴィッド・ホックニー展』 2023.11.04
今週は所用により季節外れのほぼ夏日となった東京へ。前日までにすべて予定が終了したこの日、新幹線で帰路に立つ前にすこし時間を見つけて東京都現在美術館(東京メトロ 清澄白河駅から徒歩15分)の『デイヴィッド・ホックニー展』へ行ってきました。デイヴィッド・ホックニー(1937-)はイギリスの画家・芸術家で、イギリスの20世紀の現代アートを代表する1人。この催し物はテレビでも紹介され話題になっていて(わたしもこれで知りました)、作品の展示はこの週末までで終了するということで、この日は外国人も含めたくさんの方が鑑賞に訪れていました。
作品自体は明るい陽光を感じさせる華やかな色彩で、室内の風景、自身の邸宅や人物を描いたものが多かったですが、なかには(撮影できる作品が限られていてご紹介できないですが)色彩を絞った白黒のみのデッサン画も多くあります。2018年のあるオークションでは彼の作品が約9000万米ドル(約102億円:当時の換算レート)で落札されたとのことで、これは今なお破られていない現存作家(現在86歳)による最高落札価格です。
写真右は彼の作品(池の睡蓮と鉢植えの花)を6枚組のiPad絵画でアニメーションとして6台の55インチ・モニターで上映したもの。現在、創作活動の拠点としているフランス・ノルマンディーの風景だそうで、アニメーションで作品が完成する過程も知ることができ、おもしろい表現方法になっています。