日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。
『パウル・クレー展』 2025.04.19
先週末はあいにくの雨でしたが、3月29日から兵庫県立美術館で開催されている『パウル・クレー展(創造をめぐる星座)』に行ってきました。JR灘駅から南にミュージアムロードを徒歩10分にあるこの美術館は、延床面積28千㎡もある西日本最大級の美術館で、建築家 安藤忠雄により前面の海に接するなぎさ公園と一体化するよう設計されたもの。館内は通路をめぐらすことにより、この建物そのものを鑑賞の対象にするよう設計されていて、現代的で斬新な造り。わたしの来館時には安藤氏による講演会・サイン会が催されていました。
20世紀スイス・ベルン生まれの画家のパウル・クレーの作品は、独自の色彩表現で知られていて、抽象的な作風ながら、明るく上品な色彩で彩られています。写真右の作品は「無題(最後の静物画)」という油彩画で、クレーが亡くなる年に制作されたもの。この企画展は同時代の他作家の作品も多く展示されて、クレーの作品との比較や交流なども知ることができます。(企画展は5月25日(日)まで開催)
写真は美術館のあと、神戸に来たときはよく立ち寄る居留地にあるカフェからの風景。この時間も雨は降りやまず少々肌寒かったですが、テラス席に座ると海外にいるような雰囲気を楽しめます。