日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。
「山本富章展」へ行く 2016.11.04
近頃は朝夕めっきり肌寒くなり、事務所前の街路樹の紅葉した葉も落ち、すっかり秋の深まりを感じる季節になりました。昨日の祝日は「芸術の秋」でもないですが、ちょっとした縁があり愛知県の碧南市藤井達吉現在美術館で開催中の「山本富章展」へ行ってきました。
この山本富章氏は1980年代後半より欧米の展覧会でも出展し注目を集められてきた作家で、私も拝見していて作品の大きさと強烈な色彩の使い方に特徴のある作家との印象を受けました。この日は特別に山本氏みずから約1時間にわたりご自身の作品を解説する(ギャラリートーク)ということで、作品が出展された順に作品ごとの思いやエピソードを興味深く聴くことができました。写真奥が山本ご自身で、作品は1974年のまだお若いころ、色彩も淡い色が主体に使われています。
下のような作品になると、時間の経過とともに現在の山本氏の作品に通じるような、強烈な色彩を使った作品になっています。参加者どなたも熱心に山本氏のお話しを聞いていて、最後はいくつもの質問をされていました。