日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。
新聞記事『税理士立ち会い費補償』 2019.02.24
すこし前ですが、ある月曜日の朝、いつもどおり新聞を見てみると『税理士立ち会い費補償』の記事。あるクラウド会計ソフト会社が保険会社と組み、税務調査を受けた個人事業主に税理士の立ち会い費用を補償するサービスを始めるとのこと。特にふだん顧問契約を結んでいない場合は高額になるためとかで、つまりこれは日頃税理士関与を前提としていないとも考えられ、毎月または何ヶ月ごとお客様へ訪問させていただくことを基本としている税理士にとっては、いろんなビジネスモデルを開発するものだと感心させられます。
わたしは将棋観戦が好きで、日曜日のNHK杯トーナメントをよく観戦します。先週は27年ぶりに無冠になってしまった羽生善治九段が若手タイトルホルダーを負かしたところは見ごたえがありましたが、10年ぐらい前、まさかAIの将棋ソフトが現役名人に勝利するとは思いもよりませんでした。前にも話しましたが、AIロボットによる税理士の代替可能確率は92.5%(野村総合研究所 調査)。こちらは今後どんなビジネスモデルが出現してもいいようある程度覚悟して、まずは現在ある確定申告をこなしていこうと思う今日このごろです。