日々、税理士業務を行うにあたって、経験したこと、感じたことを関与先の守秘義務を順守しつつ、わかりやすく文章にしていきたいと思いますので、お付き合いください。
ホーチミン市のマネジメント機能付きレンタル工場 2018.11.05
先週末からホーチミン市(ベトナム)へ行き、その中で「ビーパン・テクノパーク(Vie-Pan Techno Park)」という日系中小企業専用の工業団地を視察しました。この工業団地の特徴は、単に工場をレンタルするのではなく、人事・会計・物流などのマネジメント機能も代行してくれること。海外進出のノウハウが少ない中小企業も海外生産を開始することができ、それを担当の木村さんより、視察した我々にわかり易く説明していただきました。木村さんも経験からおっしゃってましたが、現在では中小企業が単独で海外進出するには、安い人件費ではなく、現地やその周辺に市場を求めないと成功はむずかしくなってきています。写真はその説明会と企業の製造現場の風景です。
日曜日は「チュングエン・コーヒー(Trung Nguyen Coffee)」で本場のベトナムコーヒーに挑戦。ベトナムはブラジルに次ぐ、世界第2位のコーヒー豆生産国。ツアーガイドの方のおすすめで行きましたが、焙煎されたコーヒー豆から一滴一滴と時間をかけてコーヒーカップに落ちていきます。苦味は強いですが、バターで焙煎しているため甘い香りを感じました。
それからベトナムに古くから伝わる伝統芸能の「水上人形劇」。できれば、本格的な「ロンヴァン水上人形劇場」に行きたかったですが、ツアースケジュールの関係で行けず、「歴史博物館」中庭の小さな池での人形劇を鑑賞しました。小規模ですが数分ごとに寸劇が演じられ、雰囲気を味わうことができます。観客のほとんどは欧米からの観光客でした。